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ぶたの学校

ぶたの学校


…っていう夢でクスクス笑って明け方の四時に目が覚めた。
スゴクない?


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家伝の宝刀

伝家の宝刀

数年前、法要で妻の田舎を初めて訪れる機会があった。
聞けば江戸末期の古民家をリフォームして暮らしており、ぶっとい梁は150年以上前のものそのままだそうな。
お宝でも眠ってたりはしないかとわくわくしながら行ってみると期待通り、親戚の一人が
『そういえば蔵から出てきた爺ちゃんの刀があったはずだ』
と言う。
ものすごいわっくわくしながら待っていると、まずは鹿の角でできた立派な刀掛台が、続いて大小一組の日本刀が現れた。

ほ、欲しい。
でも血縁でもない僕がずうずうしいだろうか。
そもそもこの刀、ちゃんと登録はされているのか。
どこだっけ、未登録の刀剣は警察に持ってくんだっけ。
でも審査に通らなくて裁断されちゃうこともあるって聞いたことあるぞ。
ならいっそこっそりと、でも違法刀剣はまずいか…

激しく思考を巡らせながら鞘を払うと現れたのは、
ただの模造刀
であった。


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日舞の先生

日本舞踊

以前、日本舞踊の小さな流派で事務員として働いていた時期がある。
その稽古場にさる大流派の先生が外部講師として招かれていたのだが、まあ気取らず話しやすい普通のおばちゃんであった。

ところがある時、内輪の踊りの会があり、そこでプロのカメラマンに撮られた舞台写真を見て驚いた。
その先生が踊っている最中を写した一連の写真が、ひとつ残らず絵画のように決まっているのだ。
常に肩の力が抜け、すっと綺麗な軸が立ち、崩れた瞬間が一枚もない。
他の弟子や自流の師範らを写したものと見比べたが、ここまで隙を見せない人はいなかった。

相手を斃すための武と美を表現する舞とでは、もちろん求められる在り様は違ってこよう。
それでも自分とは異なる分野で、確かなものを身につけてきた方だというのはよく解った。
そしてその先生は五大流派のひとつに属していたが、その中で特に高名というわけでもなかったのだ。
あの人が隠れた名手であったのか、あのくらいの踊り手はざらにいるものなのか、そこのところは存じ上げない。


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ジョギング

ジョギング

小さい頃から長距離を走るのは得意で、一番速かったのは高校二年の時。
毎朝始業三十分前に登校しては一人で走り、冬には学内のロードレースで準優勝した。

あれから二十年、ランナーとしては今や見る影もない。
速く走れるよりも闘って強くあることを目指して鍛えた結果、体重は10kg以上増えた。
古武道に出会ってしまったおかげで、走ることそのものを目的として熱中することももうない。
今は三日に一回くらい、隣駅まで行って帰ってくる程度の軽いジョギングを続けている。

それでもやはり、定期的に走っていると調子がいい。
古武術ならではの遣い方に偏った身体が自然と引き締まり、整う感じがある。
たまにはいくらか筋力を恃んで、心肺を急き立て、地面を蹴って進むことも必要なようだ。


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武士の家計簿

簿記

とりわけ毎年この時期になると実感するのだけれど、身につけておいて本当に良かったと思う技能は『簿記』である。
僕はたかだか日商簿記2級を持ってる程度だが、この知識がなかったら道場の収支をどうやって取りまとめていたか解らない。
もともとは大学で履修した会計学の講義がめちゃめちゃ面白かったことから検定を受験し、加えてその後日本舞踊の稽古場の雑務・経理担当として実務に携わることができたのも幸いした。
月謝の管理や、稽古道具の仕入・販売等、必要な会計処理は全部この職場で身につけた。

是非、学校を出る前に誰もが基礎的な経理の知識を身につけておいた方が良いとつくづく思う。
人の下で働くにせよ、自分で事業を興すにせよ、最低限の仕組みを知らないとどこかで損をすることになる。
古武道なんかできなくても生きていけるから、それより簿記のお勉強をしよう。


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膝の痛み

膝

ここしばらく、ジョギングのたびに両膝に軽い違和感があって困っていた。
日常生活では問題ないのだが、走ろうとすると膝関節がすっぽ抜けるような感じの痛みがある。
どうしたものかとあれこれ考えて、脚の前面、大腿四頭筋のトレーニングを少々取り入れてみたところ…
あっという間に治ってしまった。

ここからは推測でしかないけれど、どうやら古武術の動きの中で臀部・ハムストリングスといった背面側の筋肉ばかりが発達して、拮抗筋とのバランスを欠いていたようだ。
脚部前面の強化は歩法を妨げる、くらいに考えていたのだけれど、うむ、やはりどんな体術も特化が過ぎると健康を害する。
大腿四頭筋、再評価中。


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Samuraience

Samuraience

萬葉塾ホームページのURLを決める際、何かいいのはないかと考えて、 "Samurai" と "Science" を組み合わせて造語しました。
仙腸関節、二重螺旋、重心移動、距離感、角度・・・様々な要素から古武術を徹底的に科学する。
その上で一周廻って、全て融けて曖昧になり、自然の理に逆らわないだけなのじゃ、みたいになるのが理想かな。


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丹田と発声

丹田と発声

先日書いた丹田の感覚について、別の角度から。

内丹田球から背中側を通る力の流れを意識できるようになったら、発声に変化が出た。
以前は届かなかった高音域、HiCあたりが普通に出せる。
背面を遣えるようになったことで、これまで力んでいた身体前面がふっと緩んだ感覚がある。
歌唱を専門にされている方々には当たり前のことなのかもしれないが、合理的な身体遣いというのは多くの分野に共通するのだなあ、と改めて思う。

そんなわけで、隣室との壁の薄い我が家に今日もボビー・キンボールの熱唱が響き渡るのであった。


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命の終わり

命の終わり

大学を出て最初の職場に勤めていた時だから、もう12~3年前のこと。
多摩川土手を自転車通勤していたのだけれど、ある夜の帰り道、少し前方に猫がいるのに気づいた。
自転車を止めて見ていると、猫はときおり車の行き交う土手下の道路の様子を伺い、タイミングを計ってさっと走り出て、思いっきり車に撥ね飛ばされた。
ヘッドライトの強烈な光に、距離感が狂うということがあるんだろうか?
急いで駆け寄ると、猫は道路中に血をまき散らしながらのたうち回り、最後に僕の方に顔を向けて倒れた。

で、そこからが不思議なのだけれど、眼が光った。

顔半分はひどく傷ついていたが、残った片眼がまるで中に電球でも仕込んだかのように金色に明るく輝いて、時間にすると1秒か2秒といったところだろうか、弱まってふっと消えた。
キラリと一瞬反射したとかではなくて、内側からぶわーっと光を発している感じ。

光が消えた猫はそれきり動かなくなり、亡骸は広い河川敷の草むらに運んであとは自然に任せることにした。
あれが科学的にどう説明される現象なのかはよく分からない。
命の最後の燃焼、のようなものを見たのだろうか。


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なぜかケガが治った話

なぜかケガが治った話

以前、ジムで筋トレをしていて肩を痛めてしまったことがある。
ウエイトを上げた拍子に痛みが走り、三角筋全体にぶわーっと熱が伝わる感覚があった。
断裂した部分から、内側で出血が広がっていたのだろうか。
結構ひどく壊していたようで、それから二年以上痛みが取れない状態が続いた。
大抵の動きに支障はないのだが、腕を肩より高く上げたり、重いものを持ったりすることができず、かといって安静にしておくわけにもいかず騙し騙し使ってはまた痛め、一向に改善される気配がなかった。

ところが一年ほど前の秋ごろ、自宅で過ごしていた時にふいに腕に電流が走った。
突如、左肩から肘にかけてビリビリと強烈な痺れを感じ、何だこりゃ、やばいんじゃないかと思ったら……
肩が治ってしまった。
何年も引きずり続けた痛みが、その瞬間を境にそこから数日のうちに、あれよあれよという間に消え失せた。
今ではまるで何ともなく自由に動かせる。
あの時、自分の体内で一体何が起きたのだろうか?
人体の不思議である。


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プロフィール

ピンクさむらい

Author:ピンクさむらい
東京都武蔵野市にて、古武道萬葉塾を主宰。

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