FC2ブログ

中刀を作ろう!

最近入会した8歳の最年少会員、身長はまだ130cm弱というところ。
抜身での剣術はともかく、さすがに居合は大人と同じ尺ではまともな稽古にならないようなので、古くなった木刀で少し短めの中刀を作ってやることにした。
基本的には以前小太刀を作ったときと同じなのだけれど、今回は長さを詰めてもまだ傷んだ部分がだいぶ残るので、あえて大きく研ぎ減りさせて身幅を狭くしてやる必要がある。


先端を15cm程切り落とす。
一般に中刀の名前で市販されてる木刀より、さらに5cmくらい短くなる予定。

中刀を作ろう①


小刀と紙ヤスリで先端部分を成形していき、

中刀を作ろう②


完成!

中刀を作ろう③


刃長にして二尺に少し満たないくらいかな。
しばらくはこれで稽古して、背が伸びたら返してもらおう。


古武道萬葉塾HP
スポンサーサイト



黒い木刀

黒い木刀

いつも剣術の稽古で先生が使ってる木刀みたいな黒いアレ、何だ?
って思ってる会員がいるかもしれないので書いておこう。
木材ではなく、ポリプロピレン樹脂でできた稽古刀である。

木製武具と違って打ち合ってもささくれたりせず、適度な弾性があるので相手の木刀も傷めにくいという特徴がある。
過去に二本、同種の武器が稽古中に折れるのを目撃しているので絶対に壊れないというわけではないのだが、木刀よりも耐久性が高いのは確かだ。
使い心地においてもさほどの差異は感じない、というかそれを言ったら真剣と木刀の違いの方がよほど大きい。
伝統的な武道の習わしにはそぐわない得物かもしれないが、他の会員に打ち込む機会が多い指導員の装備として大いに重宝している。


古武道萬葉塾HP

国産木刀の現状


星道ブログ 国産木刀製造の危機


引用したのは国産武道具を扱う販売業者のブログである。
後継者不足や木材資源の枯渇による、木製武具生産の窮状が詳述されている。
古武道でも多く使用する木刀や杖の国内生産が、今後ますます厳しくなっていく、という話である。

いち武道修行者としてできるのは、今ある道具を大切に遣うこと。
腕ずくで振り回さずしっかり身体を乗せて威力を出せれば、速さ、重さの割に剣は傷まない。
丁寧に技術を求める稽古をすることが、道具を長持ちさせることに繋がる。

とりあえず僕の手元には十分な在庫が確保されているので、当面はこれまで通り会員に木刀類を提供することはできる。
しかしその先は、価格の改定や材の変更、あるいは非木材製品の導入まで考える必要が出てくるかもしれない。
いずれにせよ、稽古の質を落とさぬよう、かつ会員の財布に過大な出費を強いぬよう良策を考えていくつもりなので、どうぞよろしく。


古武道萬葉塾HP

刀の長さ

刀の長さ
(上から木刀/二尺四寸五分/二尺五寸/二尺七寸/二尺八寸)

通常、居合の稽古においては真剣の代用として合金製の模擬刀を用いるが、その重要な要素の一つに刀の長さ、がある。
抜ければ良いのであれば当然短い方が容易く、長い刀を扱おうと思ったら相応の技量が必要になる。
ほんの一寸、3cm程度の違いが使用者にとってはまるで別物となり得る。

萬葉塾では、常用する模擬刀は刃長二尺四寸五分(約74.2cm)を基準とし、あるいはそれ以上の長さのものから選んでもらっている。
おそらくこれは、一般に多くの居合道場が定めるものよりもだいぶ長い。

もちろん、長い刀には長い刀の、短い刀には短い刀ならではの学びがある。
それでもこの長さを基準としているのは、現に小柄でもこれ以上の長さを無理なく使いこなせる会員がいること、そしてそもそも剣術稽古に用いる木刀がこの長さで作られているからだ。
短軀を理由に短い模擬刀を使ってしまったら、じゃあその木刀どうやって抜いたことになってるんだよ、となる。

あ、剣術用の木刀もちょん切って、短くして使うんならOKだね。
それなら筋は通る。


古武道萬葉塾HP

なつやすみのこうさく

なつやすみのこうさく

萬葉塾において、ある程度の水準の技量を身につけた者はさらにその先を識るため、型を離れての自由攻防の剣術稽古に取り組む。
防具に頼らずほぼ素手素面で行なう性質上、普段の木刀で打ち合っては命がもたないので、専用の剣を用いることになる。
とはいえこの道具選びがなかなか悩ましく、割り竹を用いた袋竹刀ではいささか脆く、スポーツチャンバラ式のソフト剣ではしなり過ぎ、うまいこと強度と安全性を両立する方法はないものかと考えていた。

…で、思いついた。
配管保護用の衝撃吸収材買ってきて、袋竹刀丸ごと包んじゃえばいいんじゃない?

試してみると、これがなかなか上出来。
力任せの下手打ちに対しても破損を恐れず対応できるし、ふにゃふにゃし過ぎないしっかりした攻防の手ごたえがある。
そこそこ重量が増した分、小手先で振り回そうにもきちんと身体を入れなければ扱い難い。
ただ、柔らかいフォームで包んだら当たりもソフトになるかと思ったら、案外そうでもなかった。
竹のしなりが固定された分、袋竹刀そのままよりちょっと痛いかもしんない。

…まあいいや。
痛くなければ覚えませぬ。


古武道萬葉塾HP

小太刀を作ろう!

剣術の稽古で用いる木刀は、だんだんとささくれてきたり、時にはまっぷたつにへし折れて使い物にならなくなったりする。
そんな傷んだ木刀は燃えるゴミに出してしまってもいいのだが、一手間かけてやれば、小太刀に生まれ変わってまた稽古で活躍してもらうことができる。


まずは大体の長さで、上下をノコギリでちょん切る。

小太刀を作ろう①


剣先部分をデザインして、小刀でおおまかに削り出す。
そこから紙ヤスリで少しずつ形を整えていく。

小太刀を作ろう②


柄頭部分も手に痛くないよう角を落とし、ヤスリがけして、

小太刀を作ろう③


完成!

小太刀を作ろう④


多少の根気さえあれば全然難しくはない。
電動工具があればもっと楽ちん。
だけどさ。


小太刀を作ろう⑤


…あと何本仕上げりゃあいいんだ。


古武道萬葉塾HP
プロフィール

ピンクさむらい

Author:ピンクさむらい
東京都武蔵野市にて、古武道萬葉塾を主宰。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR