星道ブログ 国産木刀製造の危機
引用したのは国産武道具を扱う販売業者のブログである。
後継者不足や木材資源の枯渇による、木製武具生産の窮状が詳述されている。
古武道でも多く使用する木刀や杖の国内生産が、今後ますます厳しくなっていく、という話である。
いち武道修行者としてできるのは、今ある道具を大切に遣うこと。
腕ずくで振り回さずしっかり身体を乗せて威力を出せれば、速さ、重さの割に剣は傷まない。
丁寧に技術を求める稽古をすることが、道具を長持ちさせることに繋がる。
とりあえず僕の手元には十分な在庫が確保されているので、当面はこれまで通り会員に木刀類を提供することはできる。
しかしその先は、価格の改定や材の変更、あるいは非木材製品の導入まで考える必要が出てくるかもしれない。
いずれにせよ、稽古の質を落とさぬよう、かつ会員の財布に過大な出費を強いぬよう良策を考えていくつもりなので、どうぞよろしく。
古武道萬葉塾HP
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