
心肺機能の強化のため、週に四回程度タバタ式トレーニングを行なっている。
鍛えている人の間では結構有名だと思うが、20秒間の全力での運動と10秒間の休憩を8セット程繰り返し、4分で燃え尽きるまで追い込むというもの。
稽古の一環として強制しているわけではないので、付き合ってくれる会員は高校生が一人だけ。
かなりきついトレーニングなのだが、そこには体調の良し悪しの影響もあり、何だか調子が出ない日は身体を重たく感じながら、いつも以上に苦しい思いをすることになる。
ところが終了直後の脈拍を計ってみると、そういう時の方が心拍数が低いのだ。
普段よりさらにしんどい苦痛に耐えた気がするのに、それほど心肺を追い込めていない。
感じる苦痛に対して割に合わないじゃないか、と不思議に思っていたのだが…よく考えると当たり前かもしれない。
心拍数が上がらないから、酸素を充分に全身に送り込めていないからこそきついのだ。
苦しい割に心臓に効いていない、じゃなくて、心臓がちゃんと回転していないから苦しいのだ。
苦痛そのものが目的ではなく、あくまで心肺に高負荷をかけて鍛えるトレーニングなのだから、充分にエンジンが働かないことによる苦痛は必ずしも適切な効果に結びつかないようだ。
そして、体調を狂わせ、運動効率を下げる元凶も分かっている。
ポテチだ。
タバタ前に普通の食事を採ってもさほど影響はないのだが…油のせいなのか?
ポテトチップスは数時間前に食べても顕著に身体が重くなる。
素材の味を活かした、湖池屋のじゃがいも心地でも駄目だった。
おいしいんだけどな、アレ。
古武道萬葉塾HP
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