
筋力に頼らない武術などと嘯いてはいるものの、ただ楽に身に付くコツの寄せ集めになってはしょうがない。
特に少年部。
10月にもなってちょいと動いただけで『汗かいちゃった、冷房つけて!』と言われた時にはこれはマズイと反省した。
武道の稽古が汗もかかないものだと思われている。
というわけで、最近小学生たちには少々キツめに肉体を追い込む稽古を取り入れてみている。
時間を区切って息が上がるまでミット打ち、動的、静的両方の補強トレーニング。
空手道場や体操教室の子供たちに比べればお遊びみたいなレベルだが、技術に偏って体育的な側面をおざなりにするのも良くないと考え直した。
どんなに技術があったって、ちょいと疲れたくらいでそれが発揮できない気力、体力では役にも立たない。
好きで決めた目標に向かっての苦痛を楽しむこと。
古武道萬葉塾HP
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