
指導者の言葉というのはいつも変わらず、正しく一貫しているものなのか。
残念ながらそんなこたぁない。
実際、僕は弟子に対して教えることがちょこちょこ変わる。
肘って言ってたのが背中になったり、横からやってたものが縦からになったり、ひどい時は素振が一種類、やっぱりいらないやって消滅しちゃったりもする。
でも、それで良い。そうでなくてはいけない。
変わるのは指導者自身が常に考え、より高い技量と理解を求め続けているからだ。
むしろ何十年も変わらず、同じことを同じ言葉で教えている先生の方がヤバイ。
技芸をきちんと身につけようと思ったら、自らさらに上達しようと思っている先生に習わなくちゃいけない。
そしてそういう先生は、自身を改めるたびに以前の教えを書き換えながら進んでいく。
古武道萬葉塾HP
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