
とりわけ毎年この時期になると実感するのだけれど、身につけておいて本当に良かったと思う技能は『簿記』である。
僕はたかだか日商簿記2級を持ってる程度だが、この知識がなかったら道場の収支をどうやって取りまとめていたか解らない。
もともとは大学で履修した会計学の講義がめちゃめちゃ面白かったことから検定を受験し、加えてその後日本舞踊の稽古場の雑務・経理担当として実務に携わることができたのも幸いした。
月謝の管理や、稽古道具の仕入・販売等、必要な会計処理は全部この職場で身につけた。
是非、学校を出る前に誰もが基礎的な経理の知識を身につけておいた方が良いとつくづく思う。
人の下で働くにせよ、自分で事業を興すにせよ、最低限の仕組みを知らないとどこかで損をすることになる。
古武道なんかできなくても生きていけるから、それより簿記のお勉強をしよう。
古武道萬葉塾HP
スポンサーサイト