
せっかく昨年末に真剣を買ったことだし、実に三年ぶり以上で久々に物を斬ってみた。
台の上に固定せず置いただけの牛乳パックは、力めば潰れて吹き飛んでしまいこれはこれで難しい。
動く人間相手ならその場の変化でどうにかできていたものも、対物になると細かな身体遣いの甘さがよく解る。
結果は大して出来のいいものではなかったが、斬るためだけの稽古をしない、という意味は以前よりも見えてきた。
必要なのは試斬のための技術を身に付けることではなく、普段の対人稽古での動きを真剣ならば斬れて当然のものに練り上げていくこと。
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