
言わずもがな、技術の習得には反復練習が必要。
何度も何度も、細部に気を配りながら動作を繰り返し、いかなる時でも裏切らないように心身に覚え込ませる。
ところがしばらく時間が経つと、更なる先が見えてくる。
そうなると、かつて身に付けた感覚と技術は、一転して修正されるべき悪癖となる。
自分でしっかり染み込ませたものを、二度と顔を出さないように上書きしなくてはならない。
矛盾である。
今日の猛練習は、未来の自分にとっては悪い動きの繰り返し。
でも稽古とはそういうものだし、そうでなくては進歩が止まる。
古武道萬葉塾HP
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