
本年の締めくくりは和室にて、道具を用いず柔術のみの稽古。
技のやり方云々よりも、これらの稽古をどう捉え、何のためにやるのか、に主眼を置く。
僕らの柔術は剣を高めるための修練としての役割9割、あとは個々の相手への対応が1割というところ。
小手返ひとつ取っても、相手を手首関節から制するための技法と捉えるか、あるいは剣術の受け、そのものを象っている訓練だと考えるか。
型稽古は向き合い方次第でいくらでも意味が変わる。
新年もまた、こういった根幹の部分を曲げずに稽古に励みたい。
古武道萬葉塾HP
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