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真剣買っちゃった!

真剣買っちゃった!①

真剣買っちゃった!②

古武道の先生なら持ってた方がいいよなあ、とはかねてより思っていたけれど、この度ついに真剣を購入した。
刃長、二尺四寸六分三厘強。
2017年製の現代刀。
しばらくは大事にしまっておきたい気持ちもあるが、使ってなんぼの武用刀だ。
これまで模擬刀で行なっていた稽古を真剣に持ち替えた時何が得られるのか、僕自身もまだ解らないが楽しみだ。
会員たちにも良い機会になろう。


さてさて、困ったのは会計上の処理だ。
それなりに高額の買物だから消耗品ではなく資産として計上することになるが…どの分類で減価償却すればいいんだ?
調べてみても美術品として購入する事例は出てきても、武術家が実用する場合が分からない。
都税理士会に訊いてみたが『これは初めてのケースですね…』と困惑されてしまい、勧められて国税局にまで電話する羽目になった。
そちらでしばらく検討してもらって、折り返しの電話でやっと解った結果がこちら。

器具及び備品-11 前掲のもの以外のもの-その他のもの-主として金属製のもの …耐用年数10年、残存価額¥1で減価償却

だそうです。
同業でお困りの方、もしこのブログに辿り着いたらご参照ください。


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第五回集中稽古会



半年に一度の集中稽古会、今回のテーマは『力を恃(たの)むな 重さを活かせ』。
いかに柔らかく、正確に重みを伝達させることで相手を崩し、抑えていくことができるかを考えた。
とはいえ、後半は我ながら脱線も目立ち、そろそろワンテーマで丸一日の稽古を組み立てていくのも無理がでてきたかな、という気もしている。


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ぶたの学校

ぶたの学校


…っていう夢でクスクス笑って明け方の四時に目が覚めた。
スゴクない?


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第37回武蔵野市民会館文化祭



いつもお世話になっている市民会館の文化祭、二年ぶりに開催されたその芸能発表会にて演武を行ないました。
施設の職員やともに参加した他団体の皆様、どうもありがとうございました。
前回よりも会員それぞれのできることが大きく広がり、演目を組むのも遥かに楽に自由になりました。
この経験を糧にさらに研鑽を積んで頂ければと思います。


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ケーブルテレビに出演しました

ケーブルテレビに出演しました

先日の稽古場に、J:COMで放送中の市広報番組、むさしのシティニュースの取材が入りました。
市民会館で活動する文化団体の代表として、稽古風景を色々撮影して頂きました。
毎日4回の放送の他、下記のYoutubeリンクからも見られます。
萬葉塾の出演は4:30から2分間ほどです。





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家伝の宝刀

伝家の宝刀

数年前、法要で妻の田舎を初めて訪れる機会があった。
聞けば江戸末期の古民家をリフォームして暮らしており、ぶっとい梁は150年以上前のものそのままだそうな。
お宝でも眠ってたりはしないかとわくわくしながら行ってみると期待通り、親戚の一人が
『そういえば蔵から出てきた爺ちゃんの刀があったはずだ』
と言う。
ものすごいわっくわくしながら待っていると、まずは鹿の角でできた立派な刀掛台が、続いて大小一組の日本刀が現れた。

ほ、欲しい。
でも血縁でもない僕がずうずうしいだろうか。
そもそもこの刀、ちゃんと登録はされているのか。
どこだっけ、未登録の刀剣は警察に持ってくんだっけ。
でも審査に通らなくて裁断されちゃうこともあるって聞いたことあるぞ。
ならいっそこっそりと、でも違法刀剣はまずいか…

激しく思考を巡らせながら鞘を払うと現れたのは、
ただの模造刀
であった。


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刃で撃ち合う



最近、Youtubeに公開していた剣術動画にコメントが二件着き、それが両方とも同じ主旨のものであった。
『刀同士をまともにぶつけ合わせて戦っていたら、すぐに刃が欠けて斬れなくなるよ』という内容。
結論から言うとその通り、薄く鍛えた日本刀の刃を打ち合わせたらボロボロに欠けるし、最悪刀身ごと真っ二つに折れる。
刃物での戦いは極力相手の武器との接触を避けるのが正しい。

それを承知で、萬葉塾では木刀を激しくぶつけ合う。
とりわけ初心のうちに、まずは相手の身体を乗せた渾身の打ちをまともに受け止める訓練をする。
実戦では絶対に陥ってはいけない致命的な状況だが、これを識ることで互いの刃圏が衝突するその点が観えてくる。
これが解って初めて、刃筋を遣い、足を遣い、正面からの激突を避ける太刀筋に進むことができる。

稽古には段階がある。
一見して実戦的でない技法にも、ちゃんと本質に辿り着くための意味があるのだ。


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日舞の先生

日本舞踊

以前、日本舞踊の小さな流派で事務員として働いていた時期がある。
その稽古場にさる大流派の先生が外部講師として招かれていたのだが、まあ気取らず話しやすい普通のおばちゃんであった。

ところがある時、内輪の踊りの会があり、そこでプロのカメラマンに撮られた舞台写真を見て驚いた。
その先生が踊っている最中を写した一連の写真が、ひとつ残らず絵画のように決まっているのだ。
常に肩の力が抜け、すっと綺麗な軸が立ち、崩れた瞬間が一枚もない。
他の弟子や自流の師範らを写したものと見比べたが、ここまで隙を見せない人はいなかった。

相手を斃すための武と美を表現する舞とでは、もちろん求められる在り様は違ってこよう。
それでも自分とは異なる分野で、確かなものを身につけてきた方だというのはよく解った。
そしてその先生は五大流派のひとつに属していたが、その中で特に高名というわけでもなかったのだ。
あの人が隠れた名手であったのか、あのくらいの踊り手はざらにいるものなのか、そこのところは存じ上げない。


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褒められる

褒める

萬葉塾の稽古では、僕も指導員もよく褒める。
剣先が伸びてるとか、足遣いが柔らかいとか、型の求める学びに忠実な動きをしてるとか、各人の長所を見つけてはすぐ褒めちゃう。
とはいえ、ただ調子のいいこと言ってやる気を引き出そうとかいうことでは決してない。
教える側も日々充分な訓練を積んだ上で、他人の長所短所を的確に見抜けるようになることが、自身にとっての武の一部だと解っている。

だから褒められた時には、『いえいえ、そんなことありません』とは言わないでほしい。
謙遜の美徳を認めない萬葉塾においては、それは即ち『先生の観察眼は間違っていますよ』という意味になるのだ。
時に本人も気づいていない美点を指摘することで、この先の努力の方向を正しく導くことを計算して指摘している。
一見して腑に落ちない称賛であっても、その意味をよく反芻して、自分の現在位置を正しく認識するための標石としてほしい。

それに、悪い動きも同じく率直に指摘するから大丈夫。
僕より30歳も年上の会員にも、『この型はまだまだヘッタクソですねえ』とか平気で言っちゃう。
良いも悪いも先生の指導を素直に受け取って、工夫を重ねて頂きたい。


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稽古の目標

稽古の目標

「大会があるんですか?」
つい先日、お借りしている会場の職員からこう訊かれた。
同様の質問は時たま受けるが、僕らの古武道には組織だった大会も競技化された試合もない。
人前で演武を披露したのさえ、もう二年近く前になる。
確かに、大の大人が何を目指して一生懸命棒切れを振り回しているのか、不思議に思われるのかもしれない。

会員それぞれが何を求めているのかは解らないが、僕にとって稽古を支える目標というか、原動力のようなものは、自分自身の内に得られる上達の実感そのものだと思っている。
昨日までできなかった技術で身体を遣えるようになる。
今までとは違った感覚で自他を、世界を捉えられる。
それ自体に喜びを感じられれば、華やかな舞台がなくても稽古を続けていくことができる。


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プロフィール

ピンクさむらい

Author:ピンクさむらい
東京都武蔵野市にて、古武道萬葉塾を主宰。

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